イラストレーターに対する疑問にお答えします
収納スペースは、3割をあけておく。
戻しやすくなければ、結局散らかる。
片づけのコツは、「取り出しやすさ」よりも「戻しやすさ」を優先することです。
片づけるというのは、元にあったところに戻すということです。
つい、取り出しやすさばかり考えてしまいます。
取り出したモノが部屋中に散らかっているわけです。
取り出しやすいから散らかっているのです。
CDのケースは、散らかるので困ります。
プレーヤーからCDを出して新しいCDを入れようと思った時に、出したほうのCDをむき出しのまま置くので、元のケースに戻っていないのです。
それが裸のまま積み重なっていっている状態で、ホコリが積もって倒れそうな状態になっています。
次に必要なCDを探す時、「あのCDはどこへ行ったっけ?」と、その山からまた探さないといけません。
「あ、あった」と思って見つけたケースの中はカラです。
今度はCDの中身はどこへ行ったのか、またその山を探すことになるのです。
片づけるというのは、とにかく次のモノを出したら、前のモノは元へ戻す、これが大原則です。
そうするためには、戻し方が複雑だとダメなのです。
とにかく新しいモノを端からどんどん袋に入れて押していく野口悠紀雄先生の「押し出し式」戻し方が楽なのです。
今までは、項目があって、アイウエオ順に並べておいたら、元のところへ返すという形にしていました。
アイウエオの50音で探してファイリングを元のところへ戻すとなると、これが意外に探すのが面倒臭いのです。
百科事典ですら「シー、ジャー、ジュー」とか言いながら元へ戻さなければいけないのです。
反対側へ押し出されたモノは何年も使っていないということ1つまり捨てるという形になります。
よく使うモノは、たとえば左端にどんどん入れているとしたら、左のほうに最新で使ったモノが残っている。
それをまた探す時も、最新のモノのある側を見ればいいということです。
ところが、整理が趣味の人は、「よし、50音順にしてやろう」と言って、50音順にしたりするので、戻すのがまた面倒臭くなるのです。
収納は、出しやすさより、戻しやすさを優先する。
「やせたら着られる服」が、「やせたら着よう」と思う服が、クローセットの中で使われないまま眠っていることがあります。
直しに出して、少し幅を広げてもらえば着られる服でも、まだ直しに出さないで、「やせたら着よう」と思って持っています。
お気に入りの服を直しに出そうとしないのは、そこには、やせたい気持ちがあるからです。
やせようと思って努力するのか、それとも仕立て直しをして幅を広げてもらうのか、はっきり自分で決めたほうがいい。
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